『お笑い・漫才芸人列伝』
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。
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かんしゃく~桂文楽【動画】
大富豪で、大層な癇癪持ちの旦那。運転手つきの車で帰宅しましたが誰も出迎えていない。玄関を入るなり「おいこら!誰もおらんのか」「箒が立てかけてあるぞ!」「下駄が散らばっているぞ!」「蜘蛛の巣が張っているぞ!」、「帽子掛けが曲がっているぞ!」、「庭に水が撒いてないぞ!」など大声で怒鳴り散らします。
結婚してまだ日の浅い年の離れた妻は「辛抱しかねるのでお暇を頂きます」と言って実家に帰ってしまいます。話を聞いた妻の父親は「いったん嫁いだ上は、どんなことでも辛抱して、亭主に気に入られるようにするのが女の道だ。”煙くとも末に寝やすき蚊遣かな”の通り、辛抱すればそのうちに情が通って万事うまくいくのが夫婦だから、短気を起こしてはいけない。使用人が大勢いるのだから、うまく仕事を割り振って掃除や片付けをさせなさい」と諭して娘を屋敷へ帰します。
覚書
三井財閥の一族で実業家・劇作家の益田太郎冠者が初代三遊亭圓左のために書き下ろした作品です。文楽は圓左ではなく、文楽門下になっていた初代の柳亭市楽に習って戦後は一手専売の十八番のひとつにしていました。
市楽は、圓左同様この噺を得意としていた三代目の三遊亭圓橘(柳橋の圓橘)の門下になっていた時に習ったということです。そして文楽の孫弟子、柳家小三冶が受け継ぎ、四代目金馬の息子の三遊亭金時も高座にかけるようになって古典の扱いをうける噺になっています。
かんしゃく~柳家小三治【動画】

かんしゃく~三遊亭金時【動画】
四代目 三遊亭金馬の息子。2020年8月に金時は五代目 金馬(57歳)四代目は金翁(91歳)を同時襲名しています。
落語 かんしゃく ディスコグラフィ
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