お七~三遊亭圓生
『お笑い・漫才芸人列伝』
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。
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これは死んでんのか?
お七~三遊亭圓生
子供が生まれて喜んでいる御幣担ぎ(縁かつぎ)の男のところに、兄貴分の八五郎がやってきます。嫌な奴が来たと思っていると、八五郎が表から声をかけ、返事をしないでいると「死に絶えたか?」と言い出します。男がようよう返事をすると、お前の家は入り口がやけに狭い。これじゃあ早桶が出ない。
今日はめでたいことができたので帰ってくれと言いますが、ではお悔やみを言おうかと上がり込みます。赤ん坊を見て、青い顔をしている青ん坊だ、これは死んでんのか?初七日は済んだのかなど縁起の悪いことの言いたい放題
覚書
明治の初期から中期に活躍した初代三遊亭圓遊が、八百屋お七の話を笑い噺に作り変えて口演していたもので、大正から昭和初期くらいまで柳家小せん(初代)、三升家小勝(五代目)などが演じ、その後演じ手がいなくなっていましたが、圓生が戦後に復活させました。
あまり耳当たりの良い噺ではないためか、圓生以後は演り手がなくなってしまいました。
落語 お七 ディスコグラフィ
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三遊亭圓生
CD