いかけ屋~桂春団治(初代・三代目)・桂小南・横山やすし



いかけ屋~桂春団治(三代目)【動画】


四角のフイゴを担いで空き地に店を広げ、壊れた鍋や釜などの鋳物を溶接修理する「鋳掛屋(いかけ屋)」。

そこへ近所の悪ガキが集まり、フイゴで風を送って火を起こす様子をおもしろがって鋳掛屋をからかい、仕事になりません。

覚書

もとは『山上詣り』という噺で、前半がいかけ屋の話で、後半は悪ガキ達が次の標的として屋台のうなぎ屋に向かいます。

うなぎ屋の親父は、この間値札を貼り替えたのはお前か、看板を「ヘビ屋」に変えたのはお前かと叱りまくりますが、悪ガキたちはどこ吹く風。

そこへ山伏姿の男が「君の持っているのは何か」と聞き、うなぎ屋が「団扇ですが」と答えると、「ここは外だ。ソトワというのが正しいのではないか」とからかいます。

怒ったうなぎ屋が「山伏なら山へ行け。里を歩いたらサトブシじゃ」と言い返すと、

「ワシは山伏やない」
「ほんならその服装(ナリ)はなんじゃい」
「わしゃ、山上詣りや」
「あぁ、、、ごきげんようお参りやす」
でサゲになります。

「ごきげんようお参り」は大峰山詣りで行き交う人が交わす挨拶でそれをもじったものですが、山伏の格好で大峰山詣りに行く風習が戦後までに廃れてしまったためにわからなくなってしまっていることもあり、後半が演じられることはなくなりました。

いかけや~初代 桂春団治


いかけ屋からうなぎ屋まで通しの「山上詣り」です。

いかけ屋~桂小南


こちらは鰻屋までで切っています。

いかけ屋~横山やすし【動画】


めずらしい映像です。
ところどころカンペを見ながらですが、人に聞かせる話芸はやはり大したもんだと思います。

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