辰巳の辻占(辻占茶屋)~古今亭右朝・笑福亭生喬






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古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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女郎の誠と卵の四角あれば晦日に月が出る

辰巳の辻占~古今亭右朝

あるお店の若旦那 猪之助。辰巳の遊女お玉のもとへ通いっぱなしで家に帰るのは月に二日か三日。伯父に呼ばれて「お前は騙されている。そうでないということが分かれば伯父さんが必ず一緒にさせてやるから一芝居打ってその女の了見を試してみろ。」と言います。

猪之助は早速お玉のところへ向かい、辰巳のお茶屋に入ってお玉を呼び出します。二階の部屋で待っている間、辻占の巻煎餅が残っていのを食べて辻占を開けてみると、”端(はな)はさほどに思わぬけれど 今でもさほどに思わない” 二つ目を食べて辻占を開けると、”あたしの方からあなたのお手へ 書いてやりたい離縁状” がっくりきた猪之助は三度目の正直だともう一つ。 “年季(ねん)が明けたらお前の元へ きっと行きます断りに”。

そこへやって来たお玉に猪之助は「友人と喧嘩をして誤って殺してしまった。俺も生きてはいられないから一緒に死んでくれ」とお玉に頼みます。猪之助は単なるお客、心中なんてまっぴらだと思ったお玉ですが、何を考えたか、「あたしも一緒に死んであげる」と言い出し、二人は大川へ向かいます。

覚書

辻占は、江戸落語では「辻占煎餅」(巻きせんべいの中にくじが入っている)、上方では「辻占昆布」(昆布巻きの中にくじが入っている)もので、花街や神社などで売られていました。

現在でも京都の伏見稲荷近くで辻占煎餅が販売されています。


辻占茶屋~笑福亭生喬

上方では難波新地 神崎屋の梅乃が相手。伯父は神崎屋の主人とは幼馴染で梅乃のこともよく知っており、梅乃が兄と言っているのは”男”だと言います。

辻占茶屋~鈴々舎わか馬(柳家小せん)

落語 辰巳の辻占・辻占茶屋(Spotify)

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金原亭馬生(十一代)

落語 辰巳の辻占(辻占茶屋)ディスコグラフィ

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