大仏餅~桂文楽






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

Produced By 聴き比べ落語名作選


レトロアニメジャパンレトロアニメジャパンNEW!!
あの頃。夢中になって観たアニメやドラマ
昭和のアニメやドラマを映像で追体験!

Produced By 聴き比べ落語名作選



大仏餅~桂文楽

御徒町に店を構える河内屋金兵衛の店先に、貧しいなりをした小さな子どもが入ってきます。「父親が怪我をしたので煙草の粉を少し分けてほしい。」と言います。見れば父親は膝を怪我しており目が不自由な様子。

気の毒に思った金兵衛は、「その傷では煙草の粉ではダメだよ。」と傷薬をつけてやります。子供には「今日は”袴着の祝い”をしていて多少残りがあるが持っていくか」と聞きます。

父親がありがたく頂戴いたしますと差し出した器が『朝鮮鈔羅(ちょうせんさはり)の水こぼし』という高級品。

覚書

三遊亭円朝作で、昭和の時代では文楽の独壇場でした。しかし、高座で神谷幸右衛門の名が出て来ず、そのまま引退、3ヶ月後に肝硬変による出血でお亡くなりになりました。

『袴着の祝い』は、五歳児に大人の礼装である袴をつけさせて、子どもの知識欲を満足させ、さらに良い子に育つよう祝った祝いの儀式で、この日から自分で袴を履けるようになるというけじめの儀式でもあります。

落語 大仏餅 ディスコグラフィ

桂文我(Audible)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください