反魂香(高尾)~古今亭志ん朝・桂春團治・三笑亭可楽他【動画】






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「仇に焚いてくだしゃんすな。香の切れ目が縁の切れ目」

古今亭志ん朝~反魂香【動画】

長屋に住む八五郎、夜中にカネの音が聞こえるのが気に掛かり、隣の坊主の所に苦情を言いに行きます。坊主は名を道哲と言い、もとは浪人で島田重三郎と言う人。吉原三浦屋の高尾大夫と末は夫婦にと誓った仲でしたが、伊達綱宗が大金を積んで身請けをしてしまいます。

高尾は重三郎との最後の逢瀬の時に”反魂香”を手渡し、必ず操を通すと言い残してその言葉通り伊達綱宗の求めに応じず斬殺されてしまいます。

重三郎は”反魂香”を焚くと煙の中にその高尾が出てくるのだと言い、火鉢のなかに香をくべてみせます。「お前は、島田重三さん」「そちゃ女房、高尾じゃないか」「仇に焚いてくだしゃんすな。香の切れ目が縁の切れ目」「焚くまいとは思えども、そなたの顔が見たきゆえ。南無高尾幽霊遁処菩提、南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」

八五郎も三年前に女房を亡くした身。重三郎にこの香を分けてくれと頼みますが、これは私と高尾だけのための物と断られてしまいます。生薬屋へかけつけた八五郎、何という香だか忘れてしまい、越中富山の”反魂丹”を買い求めて、三年ぶりに女房に逢えると喜び勇んで帰ってきます。

覚書

笑話本『軽口蓬莱山』(享保18年(1733年)の「思いの他の反魂香」)を元話として、歌舞伎の『伊達騒動』の吉原三浦屋の高尾太夫の身請けからつるし斬りのエピソードを加えて出来上がった上方落語『高尾』が東京に移されて『反魂香』。『高尾』は『紺屋高尾』とまぎらわしく、近年では上方でも『反魂香』でかかることが多くなっています。

“反魂香”は、中国の伝説上の香で、焚くとその煙の中に死者が現れるというものですが、越中富山の”反魂丹”は胃薬です。

桂春團治~高尾【動画】

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