馬の田楽~桂米朝・立川談志・桂南光



馬の田楽~桂米朝

商家山権(やまごん)の軒先に味噌樽を積んだ馬を繋いで男は中へ。

悪い子供が四・五人、馬のお腹の下をくぐって遊ぼうと言い出します。
怖いから嫌だとしぶる芳松に、それなら馬の尾を抜け、釣りに行く時にテグスにすると言われ、ここで断って仲間はずれにされるのは嫌だと覚悟を決めて承知します。

仲間からわたいの分もわたいの分もと頼まれ、五本ほどは取らないといけないと指にまきつけてまとめてエイッと抜きますと、馬も痛かったと見えてヒヒーン、手綱がしっかりとくくりつけていなかったらしく、これがほどけて馬はそのまま向こうへ歩き出します。

山権では味噌を注文した覚えはない、もう一軒ある「/\権」だということがわかって男が外へ出ますと馬がいません。

覚書

田楽は関西ではやわらかい豆腐が好まれたということもあったのでしょう、二股に分かれた串か、串を二本斜めに差したものに甘い味噌を塗って焼いたもので、これを「おでん」と言っていました。

マクラでも触れられていますが、関西では長らく東京風の煮込んだおでんのことを関東煮(かんとうだき)、少し縮めて「カントだき」と言っていました。
私の子供の頃も「カントだき」で、それが関東の字をあてると知ったのはかなり後のことでした。

具材も東西ではかなり違いますね。ちくわぶなんて関西では売ってないですもん。
浅草に住んでいた時、おでん屋に入って厚揚げを注文すると、江戸前の親父が「あんた関西の人だね。こっちじゃ厚揚げは入れねぇよ」と言われたのを思い出しました。

馬の田楽~立川談志

馬の田楽~桂南光

こちらも合わせてたっぷりどうぞ





This entry was posted in あ~お, 桂南光(べかこ), 桂米朝, 立川談志 and tagged , , , . Bookmark the permalink.

関連演目 "馬の田楽~桂米朝・立川談志・桂南光"

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*