鈴ヶ森~春風亭一之輔・柳家喜多八



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鈴ヶ森~春風亭一之輔

新米の間抜けな泥棒。
親分が、お前はドジばかりなので泥棒に向かない、辞めたらどうだと聞きますと、新米は心をいれかえて悪事に励みますというので、今日は追い剥ぎに連れていくから目で覚えろと言い、連れ立って鈴ヶ森に向かって歩きながら予行演習をはじめます。

旅人が来たら後ろからこう言うんだ。
「おい旅人。ここを知って通ったか、知らずに通ったか。明の元朝から暮れの晦日まで、俺が頭の縄張りだ。知って通ったのなら命は無い、知らずに通ったんなら命は助けてやる。その代わり身ぐるみ脱いで置いて行け。嫌とぬかせば最後の助、伊達には差さねえ二尺八寸段平物、うぬが腹にお見舞え申すぞ」

新米、少しも憶えられませんが鈴ヶ森に到着、カモがやってきます。

覚書

摂津国西成郡で治左衛門と喜八郎の兄弟が敵討で返り討ちにあった実際の事件「崇禅寺馬場の仇討」の浄瑠璃をもとに「崇禅寺馬場」の題で落語にしたもので、史実に沿った芝居噺と初代春團治が爆笑噺に仕立てて好評を得た二通りの噺があります。

蛇足ながら「崇禅寺馬場の仇討」は映画にもなり、尾上松之助主演(1911年)に始まり、高田浩吉主演(1933年)、大友柳太朗主演(1957年)など9回にわたって上映されています。

鈴ヶ森~柳家喜多八

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