金明竹~柳家小三治・三遊亭金馬・古今亭志ん生・三遊亭圓生・三遊亭圓丈他【動画】



うちにも旦那が一匹おりますが

金明竹~柳家小三治【動画】

叔父さんの骨董屋に世話になっている松公。とんだ与太郎で身仕舞いをきれいにしろと言われれば猫のヒゲを抜く、猫の爪を切る、表の掃除をしろと言えば水の撒き方もわからず通る人に水をかけてしまう。

急に降ってきた雨に軒を貸してほしいという男には軒を持っていかれてはかなわないと叔父の高級な蛇の目傘をあげてしまいます。

叔父は「貸し傘もありましたが、長時化でバラバラになりまして、使い物になりません。焚きつけにでもしようと思って、束ねて物置に放り込んであります」と言って断るんだと叱ります。

今度は向かいの家の人が、鼠をとるのに猫を貸してほしいと言ってきたので松公は「うちの貸しネコは、こないだからの長時化でバラバラになり、焚きつけにしようと思って、物置に放り込んである」

叔父は、猫なら猫の断りようがある。「うちにも猫が一匹おりますが、この間からすっかりサカリがつきまして、とんと家へ寄りつきません。久しぶりで帰ってきたと思ったら、どこかでエビのしっぽでも食べたんでしょう、すっかりお腹を下しておりまして、マタタビを舐めさせて奥へ寝かせてあります」というふうに言うんだ。

次に来たのは隣町の得意先相模屋の使いで「目利きを手伝ってもらいたいので、旦那さまの顔をお借りしたい」と言います。
松公は「うちにも旦那が一匹おりますが・・・」

覚書

寿限無の次に前座が口慣らしに練習する代表的な前座噺で、後半の道具立てをまくしたてる場面では関西弁のイントネーションや聞きなれない道具を言い立てるなど少し難易度は高くなります。

金馬などが得意とした他、志ん生、圓生といった大看板も演じ、明治期に活躍した四代目橘家圓喬は道具の言い立てを三度とも順序を変えて演じたと伝わります。

関西弁の部分を津軽弁(立川談笑)、名古屋弁(三遊亭圓丈)、博多弁(林家きく麿)、英語まじり(立川志らく)にするなど演者の得意によって変えているものもあり、それぞれに楽しめます。

金明竹~三遊亭金馬

金明竹~古今亭志ん生

金明竹~三遊亭圓生

名古屋版金明竹~三遊亭圓丈


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