軒づけ~桂米朝・枝雀・文珍【動画】



桂米朝~軒付け


浄瑠璃は昭和初期頃までは素人浄瑠璃の会なども盛んに行われていたようで、人の家先で浄瑠璃を語る「軒付け」も、明治二十年頃まで見られたということですが、もう廃れてしまっています。

「軒付け」は、大道芸などの「門付け」とは違ってお金をもらうものではなく、純粋に義太夫を聞いてもらうことで修行をするというものでした。

さて、最近浄瑠璃を習い始めた男。御簾内(客から顔が見えないように演台に御簾をたらして緊張しないようにしようするもの)でお披露目をしますが大失敗。客から物を投げられたというところから始まります。

度胸をつけるには軒付けするのが一番と、軒付けをやっているという一行に紹介状を書いてもらって参加します。

三味線の伴奏者が来られず、代理で紙屑屋の天さんを頼みますが、この天さん、自分では音合わせもできず「テンツテンテン」「トテチントテチン」「チリトテチン」の3つしか弾けないと言います。

それでも伴奏がなければ浄瑠璃は語れないと軒付けに回ります。
病人の家だからと断られ、乱暴者が暴れ込んできたかと思った家人が飛び出してくるなど散々。

今日はダメだと近所の糊屋の婆さんの家で稽古をしようということになります。

この噺の下げ「食べてる味噌の味が変わりまへん」も、もう解る人が少なくなっているかもしれません。

「下手な歌で味噌が腐る」という言葉は一般的ですが、上方には昔、「下手な浄瑠璃 味噌腐る」という囃し唄のような言葉がありました。

桂枝雀~軒付け【動画】

桂文珍~軒付け


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