藪入り~三遊亭金馬・柳家小三治・古今亭今輔・三遊亭好楽・三遊亭圓楽【動画】



「見てえんだけど目が開かねぇんだ・・。開けると涙がこぼれちまうんだよォ」

三遊亭金馬(三代目)~ 藪入り【動画】

昔の奉公というのは、ほんの十歳くらいの頃に商家などに入り、食事や寝泊りをしながら仕事を憶えていき、手代、番頭となり、暖簾分けをしてもらうというのが出世コースでした。

里心がつくからと三年の間は盆正月と言えども家に帰すことはしなかったと言います。

三年経っても1月16日と7月16日の二回、年にたった二日だけお暇をいただいて家に返してもらえる。これが薮入りです。

この噺は、その三年の月日を経た正月15日、明日は薮入りという晩から始まります。
奉公に出ている子供はむろん、待っている親も眠れずに夜を過ごします。

あいつは納豆が好きだったから買っといてやんな。飯は炊きたてを。冷や飯なんぞ食わすんじゃねぇぞ。鰻だ刺身だ天ぷらだ、あそこに連れて行ってやりたい、あそこもといろんな話をして朝を待ちます。

そして当日、息子が帰って挨拶をします。

「おっかぁ、野郎大きくなったろうなぁ」
「何言ってるの、目の前に座ってるじゃないか」
「見てえんだけど目が開かねぇんだ・・。開けると涙がこぼれちまうんだよォ」

この噺の元は「お釜さま」という、番頭が小僧のオカマを掘るというバレ噺です。
初代柳家小せんが、この噺の小僧が薮入りで家に帰る場面をふくらませて即興で改作したものと言われており、みごとな人情噺に仕上がりました。

柳家小三治~ 藪入り

古今亭今輔~ 藪入り

三遊亭好楽~ 藪入り

三遊亭圓楽~ 藪入り【動画】

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