茶の湯~立川志の輔・三遊亭圓生・三遊亭金馬・柳家小三治・桂文明



茶会に来なけりゃ店立てだ

茶の湯~立川志の輔


蔵前のある大店の旦那。息子に店を譲り、静かな根岸によい物件を見つけて小僧の定吉を連れて隠居をします。

周りには琴や生花などを嗜む風流人が揃っており、自分も何か風流なことを始めたい。前に住んでいた人が茶人で茶室や道具も揃っているのでお茶を始めようと思うが小さい時分に習ったので何もわからない。

茶碗の中に入れる青い粉はなんだったか、と言いますと定吉がわかりますと言って青ぎなこを買ってきます。

炉に炭を山ほど積んでもうもうと炎と煙が立つ中、茶釜を火にかけ青きな粉を釜に放り込んでかき混ぜ、これをどんぶりに注いで茶筅でかき回しますが泡がたたない。

隠居は「何か別に泡の立つものが必要だ」と言い、定吉が心得たともう一度乾物屋に行って椋の皮を買ってきます。

今度はかきまわさずとも十分すぎる泡が立ち、飲んでみますが舌はしびれこの世のものと思えないようなひどい味。四五日これで茶の湯をやっておりますと腹をこわして、便所と寝床を行ったり来たり。

しかしこういうものは始めると誰かにお披露目をしたいと、隠居が大家をしている長屋の手習いのお師匠、豆腐屋、鳶の頭を招待して茶会を開きます。

覚書

青きなこは皮も身も青い青大豆という品種の豆を粉にしたもので、普通の大豆・枝豆とは別のものです。

椋の皮(ムクロジ)は志の輔も解説していますが天然の洗剤として使用され、現在でもシャンプーなどに使われている国があります。泡は皮に含まれているサポニンの成分によるもので、下剤としても使われていましたので腹をこわすわけです。

茶の湯~三遊亭圓生

茶の湯~三遊亭金馬

茶の湯~柳家小三治

茶の湯~桂文明

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