船弁慶~桂枝雀・桂文枝・三遊亭百生・桂雀三郎【動画】






お笑い・漫才芸人列伝お笑い・漫才芸人列伝
古今東西のお笑い・漫才芸人の貴重な映像・音声を集積。
明治・大正・昭和・平成・令和の数々の芸人を、映像と音声で紹介します。

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弁慶て言われたら、この三円の金が死に金になるねん

船弁慶~桂枝雀

夏の夕方、喜六のところへ清八が来て「船遊びに行こう。身近な友達と年増だが芸者も揚げるので一人三円くらいの割り前だ」と誘いますと、喜六は「清水の舞台から飛び降りたつもりでやめとく」と言います。

「三円の金でびくびくしているわけではない。芸者には馴染みもあるがいつも誰かにおごってもらっているので、義経の供をしている弁慶になぞらえて”弁慶さん”と呼ばれている。自分の金を三円出すのに”弁慶さん”と呼ばれてはこの三円の金が死に金になる」と言う。

清八は「誰かが喜六の顔を見て、一言でも”弁慶”と言ったら自分が割り前を払ってやる」と約束し、喜六もそれなら行くと承知します。

喜六が着替えをしているところに近所で”スズメのお松” “雷のお松”と評判の女房お松が帰ってきて、「どこへ行くんだ!」と厳しく聞かれます。喜六が「浄瑠璃の稽古だ」と言うと「百年経っても上手くはならない」とさんざん。「清八と一緒なので友達の付き合いで、、」と言いかけると、「まだあんなのと付き合っているのか!」とこきおろしますが、清八がそこにいるとわかって手のひらを返したように愛想を言うお松。

清八は「浄瑠璃の会というのは嘘で、喧嘩している友達を仲直りさせるためにミナミで会を開く」と言ってようやくお松の許しをもらって二人で出かけます。

覚書

能の船弁慶を題材にした上方落語で、旅噺でおなじみの喜六清八に喜六の女房 雷のお松、後半の大川の舟遊びまでたっぷり楽しめます。

船弁慶~桂文枝

船弁慶~三遊亭百生

落語 船弁慶 ディスコグラフィ

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