犬の目~桂米朝・春風亭柳朝・桂文我・立川文都



春になればまた眼が吹いてくる

犬の目~桂米朝


四、五日前から眼が疼くという男。
友人に紹介してもらった医者に行きますと、医者は眼玉を取り外して、悪いところを修繕してまた放り込めばすぐに治ると言います。

たこ焼きの要領で眼をポンとくり抜いて、薬液につけておけと助手に命じます。

しばらく後、眼を元に入れようとしますが入らず、どうも液に漬けすぎて少しふやけたらしい。干したらすぐ元に戻ると待っていますと野良犬がこれを食べてしまいます。

覚書

小咄集『聞上手』安永二年(1773年)にある「眼玉」をもとにした古典落語で、明治大正期に五代目三升家小勝や四代目橘家圓蔵などが得意にしていました。

東京では眼病の名医として名高かったヘボン(幕末に横浜で医療に従事。ヘボン式ローマ字の考案者として知られる)の弟子でシャボンという医者が診療をするというのをくすぐりとしていましたが、現在では聞かれません。

上方では橘ノ圓都の聞き覚えをもとに桂米朝が独自の演出を加えて広めました。

犬の目~春風亭柳好

犬の目~桂文我

犬の目~立川文都【動画】


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