汲みたて~三遊亭圓生・三遊亭圓楽・古今亭志ん彌・三遊亭小遊三【動画】



あの師匠にはもうイロがいるよ

汲みたて~三遊亭圓生


若い女師匠目当てに稽古事に通う男たち。集まって師匠の話をしております。

炬燵の中で師匠の手をにぎったに向こうも握り返してくる。喜んでいたら向こうから食事をしてくれと呼ばれて師匠は行ってしまう。この手は誰の手かと思えばもう一人の男が俺も師匠の手だと思った、何かの縁だから腕相撲でもしようか。

唄の稽古が進まず三味線に替えた男は、師匠が指を触って教えてくれるからこちらのほうがいいなどと言っています。

この間は、師匠が洗い髪で粋な着物で立て膝ついて、風が吹くと裾がひらひら動くので下から一生懸命ふうふう吹いたらバチが頭に飛んできた。ご開帳をタダで拝もうと思ったからバチが当たるのは当たり前だ。

そこへ八五郎が加わって、ここの師匠にはもう建具屋の半公がイロになっているのだでダメだという。

師匠の所で住み込んで手伝いをしている与太郎に確かめてみようと言っているところへ与太郎が歩いてきます。

夜訪ねてくる男はいるか聞くと半公が来ると言う。

この間半公が師匠の髪をつかんで殴っていたので止めたが横腹を蹴られて目を回してしまった。夕方に半さんが師匠に謝っていたが、師匠は「嫌な人に親切にされるより、好きな人にぶたれた方がいい」

夜中に目を覚ますとまた喧嘩してた。「布団の中で取っ組み合いをしていた」。

これから、柳橋から船で三人で涼みに行くが有象無象に言うとうるさいから、内緒だよ言われている。

有象無象と言われた連中、船に乗って楽しんでいるところを邪魔してやろうじゃないかと柳橋へ向かいます。

覚書

戦後は圓生の独壇場でしたが、圓楽や小遊三などが引き継いでいます。

女師匠目的で通う男達のことを「経師屋連」「狼連」「蚊弟子」などと言います。
経師屋は書画の表装やふすまや屏風を貼る表具師のことで師匠を「張り合う(貼のあう)」ところから。

狼連は、師匠が転ぼうものならすぐら襲いかかってやろうというところ。
蚊弟子は夏に涼みがてらに稽古に来る弟子で、冬まで来れば「ヤブ蚊」と呼ばれます。

あくび指南』『稽古屋』などでもこういう弟子たちの話が繰り広げられます。

汲みたて~三遊亭圓楽

汲みたて~古今亭志ん彌【動画】

汲みたて~三遊亭小遊三

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