植木屋娘~桂枝雀・桂米朝【動画】



うちのお光はポテレンじゃ

植木屋娘~桂枝雀

寺の門前の植木屋 幸右衛門。百軒余りの得意先と四、五人の若い者を使って手広く仕事をしています。

寺に伝吉という若い男が小姓として入り、幸右衛門が気に入って何かというと頼りにしています。

幸右衛門の娘、今年十七のお光は町でも評判の美人で、幸右衛門は悪い虫がつかないうちに伝吉を婿養子に迎えたいと女房に言います。

お光を呼んで、伝吉と一緒になる気はあるかと聞きますと顔を赤くして畳に「の」の字を書いている。

早速寺に向かった幸右衛門、住職に相談しますと「伝吉はいずれ世間へ出て五百石の家督を相続しなければならない男だ」と断られてしまいます。

幸右衛門、伝吉を呼んで来て酒を呑ませてお光と二人きりにしよう、と酒肴を用意して伝吉を呼びます。

お光を側に置いて給仕をさせ、女房を風呂に行かせて飲み始めますが、急に隣町の仕事を思いだしたと表に飛び出し、裏へ回って焼板の塀の節穴から部屋の中を覗きます。

伝吉とお光は恥ずかしそうにもじもじしている。お光が伝吉に酒を勧め、お光もどうかと返杯をしますが、お光は断り、それではそろそろ失礼をという伝吉を送り出してしまいます。

それからニ、三縁談もありましたがお光の方が進まず、植木屋の娘は男嫌いという評判が立ちかけたある日。

お光のお腹が大きくなり、母親が相手を聞くと伝吉という答え。

これを二階で聞いていた幸右衛門、転がるように降りてきて「よく取った! こうなったらあのクソ坊主にぐうとも言わさん」と寺へ走ります。

覚書

もともとの噺では、お光の妊娠を聞かされた伝吉が「植木屋だけに根がこしらえものかと思います」と言うのでサゲます。

これでは伝吉が悪い男になって後味も悪いと、米朝がサゲを考え直しました。
枝雀はサゲをつけず、そのまま余韻を残して終わります。

植木屋娘~桂米朝【動画】

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