故郷へ錦~桂米朝



せやさかい、これはとても人には言えん話やと

故郷へ錦~桂米朝


息子の作次郎が寝込んでいるのを心配した母親が自分の兄を呼びます。

医者の見立てによると、何か思い詰めていることがあって病気になったもので薬を浴びるほど飲んでも治らないと言う。

自分に顔を合わせるのも避けているようで、親には言いにくいこともあるから兄さんから聞き出してもらえないかと頼みます。

早速作次郎のもとに行った兄が聞くと、「恋煩い」だと言う。

向かいのお照ちゃんかお時ちゃんか?と聞いても違う。芸妓でもない。
町内の後家だと言う。

町内の後家と言えば薬屋、紙屋・・違う。海苔屋のお婆んあれは七十二・・あとはお前のお母んぐらいしかないで・・。

覚書

歌舞伎や浄瑠璃、文学でも近親相姦の話はまま出てくるのですが、落語ではこれが唯一ではないでしょうか。

そう言えば手塚治虫の「火の鳥」で、ロミという娘が無人星に来て夫を亡くし、子孫を残すためにコールドスリープ装置に入って息子が成長するまで待ち、それでも女の子ができずまたコールドスリープをして・・という悲しい話を思い出しました。

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