愛宕山~米朝・文楽・文枝・志ん朝・枝雀・吉朝・菊之丞【動画】



桂米朝~愛宕山【動画】

明治の初年頃の春先。
大阪ミナミの幇間 一八と茂八の二人。仲良く御茶屋をしくじりまして、つてを頼って京都祇園町で働いています。

室町あたりの旦那が野掛けでもしようと、芸者や舞妓、幇間を引き連れて祇園町から鴨川を渡り西へと進んでまいります。

野辺へかかってまいりますと、何しろ春先でございます。
空にはヒバリがさえずっていようか、野には陽炎が燃えていようか。
遠山に霞がたなびいて蓮華 タンポポの花盛り。

麦が青々と伸びた中を菜種の花が彩っていようという本陽気。
その中をやかましくやって来る、その道中の陽気なこと。

普段運動をしない幇間や芸妓、フウフウ言いながら山頂へたどり着きます。

旦那がカワラケ投げに興じますが、そのうち小判をカワラケの代わりに投げ出します
「お前が拾たらお前のもの」と言われた一八は。。

覚書

東西の「愛宕山」の聴き比べです。

愛宕山は、京都では比叡山と同様に古くから信仰対象の山とされています。
また、東京港区の愛宕山は、江戸時代から信仰とともに、山頂からの江戸市街の景観の素晴らしさで有名な場所でした。山上の愛宕神社は勝利の神としても知られます。
三代目円馬が東京へ移し、桂文楽なども得意としていました。
上方では祇園から、東京では吉原から愛宕山に登ります。

上方ではハメモノ(お囃子や鳴り物)がふんだんに使われ、春の陽気と芸者衆などの華やかさが際立ちます。

桂文楽(八代目)~愛宕山【動画】


江戸落語ではハメモノは使われず、一八が崖の下で竹を引っ張ってたわめていく様子が力強く演じられます。

桂文枝(五代目)~愛宕山【動画】

古今亭志ん朝~愛宕山【動画】

桂枝雀~愛宕山【動画】

桂吉朝~愛宕山

古今亭菊之丞~愛宕山【動画】

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