小言幸兵衛(搗屋幸兵衛・借家借り)~圓生・志ん生・志ん朝・歌丸・談志他



お前に店は貸せないよ

小言幸兵衛~三遊亭圓生


長屋の家主 幸兵衛。女房をはじめ長屋を回ってはのべつ小言が絶えないので人呼んで小言幸兵衛。

この幸兵衛のもとに、部屋を借りたいという豆腐屋が入ってまいります。

いきなり家賃はいくらだと聞いた豆腐屋に、物を聞くには順序がある、空き家を貸してくれるかどうかと聞いて、こちらが貸すと言ってから、さて家賃は、と切り出すものだと最初から小言三昧。

幸兵衛が子供はいるかと尋ねますと、豆腐屋は餓鬼など汚いものはいないと言います。

幸兵衛これを聞いて怒リだし、子は子宝というくらいのもので、子供がいないのを自慢するような奴に家は貸せない。女房と分かれて独り身になって来たらいい女を世話してやると言います。

豆腐屋は、好きで一緒になった女房、お前にそんなことを言われる筋合いはないと怒って帰ってしまいます。

覚書

上方の「借家借り」を江戸へ移して「小言幸兵衛」「搗屋幸兵衛」の題で江戸古典落語として定着しました。

「小言幸兵衛」「借家借り」では仕立て屋の息子が二十歳の良い男と聞いて、仕立屋が借りようとする家の前に住む古手屋の娘お園(お花)とは三つ違い、仕立て屋の息子と馴れ初めてやがて子ができという想像話を長々と始め、やがて曽根崎心中の一人芝居まで始めます。

搗屋幸兵衛~古今亭志ん朝


「搗屋幸兵衛」は「小言幸兵衛」の前半を抜き出して短い噺に仕上げたものですが志ん朝はこの噺をふくらませて40分を超える大ネタにしています。

搗米屋が来て部屋を借りたいと言いますと、幸兵衛はその部屋には以前も搗米屋が入っていて、自分が大家をする前はその隣で荒物屋をしていた。嫁をもらうことになったが働きすぎて体を悪くして亡くなり、と幸兵衛は自分の半生記を語り出します。

最初は聞き流していた搗米屋がだんだんと話に引き込まれていく様子が見事です。

借家借り~林家染二【動画】

搗屋幸兵衛~古今亭志ん生

小言幸兵衛~桂歌丸

搗屋幸兵衛~立川談志

小言幸兵衛~桂文楽

小言幸兵衛~柳家さん喬

小言幸兵衛~三代目柳家小さん


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