小咄・明石飛脚・堺飛脚~桂米朝【動画】



珍しい噺 小咄と小品集

小咄・明石飛脚・堺飛脚~桂米朝【動画】

明石飛脚

ご隠居の甚兵衛さんに明石まで今日中に手紙を届けてもらいたいと頼まれた男。

大阪から明石まで十五里と聞いてそれなら間に合うだろうと、足拵え、尻からげいたしまして西に向かって走り出します。

道行く人に「大阪から明石までは何里か」と聞きますと「昔から十五里と決まっている」の答え。随分走ったつもりだがまだ十五里あるかと思いながらまた走り出します。

兵庫、須磨、舞子と来まして「大阪から明石までは何里か」と聞きますが答えは同じ十五里。へとへとになって明石の人丸神社にたどりついて寝込んでしまいます。

堺飛脚

ある夕方。明日の朝早くに堺の大浜まで飛脚を頼まれた男。
相手は朝が早く、夜が明けるとすぐにどこかに行ってしまうと言われて堺筋を南へ駆け出します。

飛田の森は昔は仕置き場で、その頃には墓場がある。真っ暗で気味の悪いところですが男は気にせず提灯の灯りを頼りに走っていますと、目の前に寺の小坊主のような者がいる。

見ると一つ目小僧。男は「狸だな、そんな古い手は効かない。出直せ!」と怒鳴って走り出します。次には大きな足。見れば三つ目の大入道。男は「古い手ばっかり使いやがって、このど狸!」と相手にしません。

森を抜けると人家が見てきます。と、農家の軒の前に女が倒れている。
「姐さん、どうした」と声をかけて助け起こしますとのっぺらぼう。「一つ目に三つ目に今度はのっぺらぼうか。出直せ!」と怒鳴ります。

目指す家に行って見ると、まだ起きていない様子。浜に出て煙草を一服つけていますと夜が白々と明けてきます。

奇想天外な噺~桂米朝

上方の古い小咄や旅噺、東西の落語の違いやサゲの効果が語られます。
疝気の虫」なども粗筋だけですが仕上げてほしかったなぁ。

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