大名房五郎~三遊亭圓生



雨が降ると絵の中の人が傘を差す

大名房五郎~三遊亭圓生


下谷車坂に住む大工の棟梁 房五郎は、茶席を作らせると右に出る者がいないというほど腕がよい。

歳は二十九で九代目の市村羽左衛門に生き写しと言う、誠にいい男でしたが、女房も持たず居候を置いて収入の割には貧乏暮らしをしているという変わった人物。

書画骨董の目の効いており、「あれはただものではない。大名の落とし子かもしれない」とついた渾名が『大名房吾郎』

徳川家斉が、十一代将軍職に継いた天明七年。
五月に「天明の大飢饉」があり、町では餓死者が大勢見られる状況。

そこへケチで有名な新寺町の質両替屋の万屋万右衛門から茶室の依頼が入ってきます。

房五郎は、自宅にあった岩佐又兵衛作の橋の上の人が傘を持っている絵の掛け軸を持って出かけ、この絵を五十両で買ってほしい、これで万右衛門と自分の連名で施しをしたい。また、風流な茶席を一生懸命作ると言いますが・・。

覚書

この噺、というか絵の中の人が雨になると傘を開くというくだりは、どこで聴いたのか思い出せず、しかしかなり遠い記憶で、もしかしたら絵本などになっていてそれを見たのかもしれません。

この噺は房五郎の計略ですが、名工の不思議な噺がお好きな方は、『左甚五郎と名工の噺』としてまとめていますのでよろしければどうぞ。

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