壺算~桂米朝・枝雀・立川志の輔【動画】



桂米朝・枝雀・南光~壺算

ある男、女房から二荷入りの大きさの水がめを買ってきてほしいと頼まれますが、「あんたほど買い物の下手な男はない」徳さんに頼んでついて行ってもらえと言われて徳さんのところへ。

瀬戸物町についた二人、徳さんは瀬戸物屋に入り、一荷入りの水瓶を選んで三円五十銭のところをオウコ(担い棒)も持ってきて配達の手間もかけないと言い、三円に値切って店を出ます。

角を一回りして店に戻る二人。

買いたいのは二荷入りだったと言いますと、店主は一荷入りの倍でございますので・・・あんた買い物うまいなぁ・・。

近所にも宣伝をするからと説き伏せて、これを六円で買うことにします。

ところで、さっき買うた一荷入りの水瓶、これ下取りしてくれるかと言われ、店主は、使ってもいないものですので、そのままで引き取らせてもらいます。

なら、さっき渡した三円と下取りの三円、合わせて六円、と二荷入りを持って店の外へ。。

覚書

大阪は、もともと淀川の土砂の堆積地ですので井戸を掘ってもよい水は出ません。
水道のない頃は「水屋」という、船で水を売る商売があり、大川(淀川)や長堀などの水を汲んで船場や難波新地あたりで売っていました。

水を約30kg(30リットル)の桶に入れ、天秤棒の前後に荷ないます。これを一荷(いっか・一にない)として、桶二つ分ですから一荷の壺というのは、60リットルの分量の水を入れておける壺のことを言います。

昔のサゲは、「覚えとき、これがほんまの壺算用や」というもので、もともと土地の坪勘定が合わないことから、勘違いや勘定が合うのに金が足りないという意味で「それは壺算やなぁ」のように使われていましたが、大正期には使う人もなくなってしまった死語で、現代では到底通じません。

米朝は、「それがこっちの思う壺や」でサゲています。

立川志の輔~壺算

桂米朝~壺算

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