厄払い~桂米朝・桂文楽・柳家小三治・柳亭市馬






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厄払いまひょ

厄払い~桂米朝

ある男。麦を一升仕入れて「よばし麦」を作り、昨年の大晦日に売り歩いたらすぐに売れて儲かったので、その金でまた三升仕入れて次の日に売りに行ったらひとつも売れない。尼崎に言っても神戸まで行ってももう手が回ってる・・

「あたり前だ。次の日は元旦で麦を食べるところはない。元手がかからない銭儲けで『厄払い』をしに行け。」と言われて厄払いに出かけますが・・

覚書

「よばし麦」の「よばし」は「ふやかす」という上方の古い言葉で、蒸したり煮たりしてやわらかくすることを言います。この噺では一晩水につけて「ふやかした」麦ですね。

「厄払い」は大晦日に門付けで一年の厄をはらうもので、毎年回っている人や今年一年いいことがなかったからと、自分の厄落としも兼ねて回る人などがいました。

上方と江戸の厄払いの文句は次の通りです。

“あぁ~ら めでたや、めでたやな。
めでたいのんで払おなら、鶴は千年、亀は万年、浦島太郎は三千歳、
東方朔は九千歳、三浦の大介(おおすけ)百六つ。
かかる目出度き折からに、如何なる悪魔が来ようとも
この厄払いが引っ掴み、西の海へさらり。
厄(やっく)払いまひょ”

“あぁ~らめでたいなめでたいな。
今晩今宵のご祝儀に、めでたきことにて払おうなら、
まず一夜明ければ元朝の、門に松竹、注連飾り、床に橙鏡餅。
蓬莱山に舞い遊ぶ、鶴は千年、亀は万年、東方朔は八千歳。
浦島太郎は三千年、三浦の大助百六ツ。
この三長年が集まりて、酒盛りをいたす折からに、悪魔外道が飛んで出で、
妨げなさんとするところ、この厄払いがかいつかみ、
西の海へと思えども、蓬莱山のことなれば、須弥山の方へ、さらありさらり
おん厄払いましょ、厄落とし”

厄払い~桂文楽

厄払い~柳家小三治

厄払い~柳亭市馬

三笑亭夢楽 厄払い

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