出来心(花色木綿)~柳屋小三治・柳家小さん・古今亭志ん朝・桂文我・桂文朝【動画】



柳家小三治~出来心【動画】


何をやってもうまくできない、こうなれば泥棒にでもなってやろうと思った男、
兄貴分に泥棒の心得を教えてもらいます。

ある家に入っていろいろと物色してみますが何んにもない。
そこへ男が帰って来ますのであわてて軒下に隠れます。

男は家の中が荒らされているのを見て、
何にもないのに間抜けな泥棒がいたもんだなどと言いますが、
これを利用家賃が溜まっているのを伸ばしてもらおうと企みます。

大家を呼ぶと、大家は何をとられたか書き留めて警察へ届けなければならないと言い、
筆をとって男に何をとられたか尋ねます。

男は困りましたが、口からでまかせ、紋付だ布団だとさまざまなものを並べ立てます。
布団の裏は何だと聞かれ、「花色木綿」と答えたのをかわきりに、
紋付の裏も花色木綿、蚊帳の裏も花色木綿、刀の裏も花色木綿・・・・


覚書

泥棒噺の代表作と言っていい噺です。
十返舎一九の「江戸前噺 鰻」という笑話本(文化五年・1808年)の中の「ぬす人」という小噺。

東京ではサゲが「出来心」と「花色木綿」のどちらになるかで題が変わります。
上方では、「盗人出来心」という題で演じられてきましたが、
近年では東京と同様、「出来心」、「花色木綿」で語られるようになりました。

柳家小さん~出来心

古今亭志ん朝~花色木綿

桂文我~花色木綿

桂文朝~出来心

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