京の茶漬け~桂米朝・桂春若



京の茶漬けに高松の熱燗

京の茶漬け~桂米朝


京都は昔から観光都市で今は派手で贅沢な土地ですが、物を生産するところでは無く、土地柄は始末なところがある。

大阪はケチだ渋ちんだと言っても商いの都で派手なところはうんと派手です。火鉢の火を人にすすめるのでも大阪は埋めてあった火を広げるが、京は「どうぞお当たりやす」と言って灰をかぶせてしまいます。

京のご馳走言葉で、昔から人が来て帰る段になると「お茶漬けでも」と言う。下駄を履く靴を履くという引き返すことができないタイミングでこれを言う。

ある大阪の男、一度本当に茶漬けを食べてやろうとわざわざ京都まで出かけます。

覚書

天保の頃、大塩平八郎の乱があった頃の速記が残る古い上方落語で、米朝、文我をはじめ多くの演者が口演しています。

京都には何百年続いた老舗も多いのですが、ある店のおかみにここも老舗ですねと言ったところ、「いえ、うちとこは応仁の乱(1467年)よりもこっちですさかい、老舗言うてもそう大したことはおへん」と。

また、これももう古い話ですが「この前の戦争」という話をお年寄りの方としていてどうもかみ合わない。どうもこのお年寄りの「この前の戦争」は太平洋戦争ではなく戊辰戦争。京都は太平洋戦争では爆撃を受けることもありませんでしたので、戦争で実際に被害を被った戊辰戦争のほうが印象に強かったのでしょう。いずれにしても京都は浮世離れしたところです。

京の茶漬け~桂春若

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