七段目~桂吉朝・三遊亭圓歌・桂吉弥・柳亭市馬・桂文珍



歌舞伎狂いの若旦那が丁稚の定吉を相手に

七段目~桂吉朝


毎日毎日芝居小屋に通い続けの若旦那、生活すべて歌舞伎に染まって何をやっても芝居がかり。今日も朝から家を飛びしたきり。

ようやく帰ってきた若旦那に旦那が「帰りが遅い」と怒りますと「遅なわりしは拙者重々の誤り、さりながら御前にいずるはまだ間もあらんと、次に控えておりました」

儂にもしものことがあったらここの身代そっくり継いでもらわなならん、そのこと思たら先が案じられる。

「そら、わらわとて同じこと 枝振り悪しき桜木は、切って接木をいたさねば、太宰の家が立ちがたちません」

旦那は怒り心頭、番頭が止めに入って事を納め、若旦那は二階へ。

二階へ上がった若旦那、あの様子では当分家から出してもらえないだろうなと言いつつ、今日の芝居を思い出し「松島屋!!成駒屋!!」と大声。

旦那は丁稚の定吉を呼び「あのアホに静かにしろと言ってこい」と二階へ行かせますが定吉も大の芝居好き。

覚書

忠臣蔵七段目「一力の茶屋場」。
由良助が一力茶屋で遊びにふけっているところへ力弥が密書を届けます。
これを遊女となった勘平の女房 おかるが鏡を使って盗み見。
由良助は密事が知れたことを察し、おかるを殺すつもりで身請けをもちかけます。

噺の中では、おかるが兄の寺岡平右衛門に身請けの話が出たと伝える場面から。若旦那が平右衛門、おかるが定吉。

密書を読んだあとじゃらつきだして身請けの話と聞き、由良助の真意を察して仇討ちに加えてもらうために手柄をたてようとおかるを殺すことを決心、おかるに斬りかかり、という場面ですが若旦那は本身の刀、定吉のおかるが危ない危ないと逃げる時に階段から落ちてしまうことになります。

本筋では、おかるが父の与市兵衛の死と勘平の切腹を聞かされて覚悟を決め、いざ刀が振り下ろされようとするところに由良助が割って入り平右衛門を供に加えることを約束します。

七段目~三遊亭圓歌

七段目~柳亭市馬

七段目~桂文珍

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