まめだ~桂米朝他【動画】



米朝の愛した落語・語るたび涙を禁じえない「まめだ」

桂米朝~まめだ


雨の日、役者の右三郎(うさぶろう)が帰宅中、傘が妙に重くなる。
見上げると軽くなる。また重くなる。見上げると軽くなる。

さては「まめだ」やな、と重くなった瞬間に傘を持ったままトンボ(宙返り)を切ります。

「ギャッ」という声が聞こえ、まめだが逃げて行きます。

右三郎の家は、みってらさん(三津寺 大阪市中央区心斎橋筋2-7-12)の前に、「家伝・びっくり膏」という貝殻に入った膏薬屋を営んでいます。

右三郎の母親がこの店をやっていますが、右三郎が家に帰ると母親が首をかしげています。

聞くと、売上金が足りない、なぜか銀杏の葉が一枚銭函に入っている。今日は見慣れぬ子が来て膏薬を買っていったと言います。

それから毎日その子が来ると売り上げに銀杏の葉が交じって1銭足りません。


覚書

秋の噺ながら、本日の米朝師の葬儀に合わせて
米朝師が愛し、この噺を語るたびに涙が出ますと言っていた名作をご紹介します。

新作ですが、今や古典として定着、ずっと語り続けられる噺です。

作家の故三田純市氏が1966年に書き起こしたものを、
米朝が推敲を重ねて同年に初演して以来、多くの落語家が演じました。

サゲ以外はほぼ米朝のオリジナルと言ってよいものですので、当時多額の借金を抱えていた三田氏との交流の中、百万円という金額でサゲを買ったと言われています。

サゲは情景が目に浮かんでホロッとさせながら笑いを誘うものになっています。
実際にお聞きください。

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