あくび指南~古今亭志ん生・桂米朝・三笑亭可楽・桂枝雀・古今亭志ん朝・立川談志



退屈で退屈で・・ならねぇ

あくび指南~古今亭志ん生

ある男、あくびの稽古をしに行きたいと友達を誘います。
あくびなんてのは稽古する必要はないと言うのを無理に誘って「あくび指南所」へ。

中に入りますとまずは簡単なところからと「船中のあくび」を指南します。

八つ下がり、大川あたりで客が一人。船頭がぼんやり煙草を吸っている。体をゆすって船が揺れている気分を出しまて、「おい、船頭さん、船を上手へやってくんな。日が暮れたら堀からあがって吉原でも行って、粋な遊びの一つもしよう。船もいいが、一日乗ってると、退屈で、退屈で・・あーぁ、ならねえ」

覚書

江戸時代も後半になって天下泰平の世が続き、侍のみならず町人の間でも習い事が盛んに行われていました。
「あくび指南」は、十一代徳川家斉の1800年前後にはすでに口演されていたとい言いますので大変古い噺です。

指南ものと言われる落語はこの頃に多く作られましたが、喧嘩の稽古で弟子が啖呵を切るのを「うん、お前さんはものになる」とサゲる『喧嘩指南』や、二階から糸を垂らした弟子を師匠がひっぱり落として「今のは河童だ」とサゲる『釣り指南』などはあくび指南のマクラで振られる程度に残り、『地口指南』『泥棒指南』といったものはすたれてしまいました。

あくびの稽古~桂米朝

あくび指南~三笑亭可楽

あくびの稽古~桂枝雀

あくび指南~古今亭志ん朝

あくび指南~立川談志

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